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歯の健康 最終評価［�T］

今回から、平成23年10月に発表された「健康日本２１」の最終評価のうち、歯の健康領域の目標達成状況を３回にわたりご紹介します。

総括評価

歯の健康領域の目標は13項目ありますが、目標達成及び、改善された項目が多く、成績が非常に良かったことがわかります。

■歯の健康領域の目標達成状況

※目標値達成状況のうち「悪化している」「評価困難」と評価された項目は ありませんでした。

むし歯（う蝕）や歯周病に代表される歯科疾患は、その発病、進行により歯の喪失につながります。 「健康日本21 」でも、歯の喪失の防止について次のような目標が掲げられています。

高齢になっても自分の歯を有する人の割合が目標値を超えるようになりました。

80歳で２０歳以上の自分の歯を有する人の割合

60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の割合

歯の喪失のリスク因子には次のようなことがあげられています。

歯の喪失リスクの低減目標

定期的に受診し、専門家のケアを受けることが歯の喪失防止につながります。 定期的な歯石除去・歯面清掃、検診を受ける人の割合が目標値を超えるようになりました。

定期的な歯石除去や歯面清掃を受ける人の増加

定期的な歯科検診の受診者の増加

気をつけると良いこと

（健康日本21、厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会： 「健康日本21」中間評価報告書（平成19年4月）、最終評価報告書 （平成23年10月）厚生労働省平成23年10月13日　発表より）

かかりつけ歯科医を持ち、セルフケアとともに専門家によるケア・指導を受けることにより、歯の喪失の防止に役立ちます。
一生自分の歯でおいしく食べましょう。