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お役立ち情報 vol.26.1


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

お役立ち情報

健康日本21(第2次) Ⅱ

前回vol.25.1では、健康日本21(第二次)の概要をご紹介しました。
今回は、その中の「歯・口腔の健康」の分野をご説明します。

歯・口腔の健康

小児期のう蝕(むし歯)の有病状況は、この10年で大きく改善しましたが、地域格差が大きく、早急な改善が求められます。
また、成人期の健康づくりにおいて、「歯周病予防」の推進は不可欠と考えられます。

1.基本的な考え方

「歯・口腔の健康」の目標設定の考え方は下図のとおりです。

「歯・口腔の健康」の目標設定の考え方の図
2.現状と目標
1)口腔機能の維持・向上
高齢期においても口腔機能をできる限り維持することは、重症化予防の観点からも大きな意義を持っています。

2)歯の喪失防止
歯の早期喪失の防止を目指すためには、より早い年代から対策を始める必要があります。

3)歯周病を有する者の減少
歯周病予防は成人期以降の重要な健康課題のひとつです。

4)乳幼児・学齢期のう蝕のない者の増加
乳幼児・学齢期のう蝕は減少していますが、地域差があります。この地域格差の縮小を目指す必要があります。

5)歯科検診の受診者の増加
定期的な歯科検診による継続的な口腔管理は、歯・口腔の健康状態に大きく寄与します。特に、成人期の歯周病予防において重要な役割を果たします。


健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料
平成24年7月 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会
次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 より

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