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お役立ち情報 vol.39.2


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

口内炎とは?

一般的に、口腔粘膜に痛みや腫れがみられると口内炎とされます。皆さんの中に、風邪をひいたり疲れが溜まると口内炎ができる人はいませんか?痛みで食事や会話の際に不快な思いをしたり、また歯磨きのときに粘膜が腫れているところにブラシが当たり、痛い思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか?

原因はなんでしょう?

明らかにされているものは、麻疹ましんなどウイルスによる感染症が挙げられます。そのほか、不良な義歯や補綴物ほてつぶつ(歯のかぶせ物)が粘膜に慢性的に刺激を与え、口内炎を引き起こすこともあるようです。健康状態がよいときには発症することがほとんどありませんが、風邪、胃腸障害などで栄養が不足したり、ストレスなどで身体の免疫が下がると症状が出る人が多いようです。また、過度な喫煙も原因となります。

口内炎にかかってしまったら?

口内炎は自然に治ることが多いです。これは身体の免疫が上がった状態なのかもしれませんね。ただし、再発する人も多いので油断をしないよう気をつけましょう。もし数日間炎症が治まらない人は、歯科を受診するとステロイドを含む口腔用軟膏や貼付薬を処方してもらえます。

不潔な状態だと炎症がひどくなってしまいます。口腔内に痛みがあってもできるだけケアしましょう。 ケアの方法を調べてみましたので参考にしてみてください。

頬の粘膜に口内炎ができている場合、歯ブラシの頭部が炎症部分に当たらないようデンタルミラーや指で粘膜をよけるなど工夫しましょう。もし当たってしまっても、歯ブラシの毛がやわらかいものであれば傷をつけることが少ないです。炎症部分以外は普段どおりの丁寧なブラッシングをしてください。

また、口腔内を清潔に保つためには洗口液がお勧めです。刺激の少ない、消炎作用のある洗口液でこまめに洗口しましょう。自分で選ぶことが難しい人は、歯科を受診するとグルコン酸クロルへキシジンなど殺菌成分の入ったものを処方してもらえます。

口内炎の予防に向けて

下記の表を参考にしてみてください。

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