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お役立ち情報 vol.30.2

喫煙は本人だけでなく、周囲の人の健康にも影響すると言われています。
タバコの害などを整理してみましょう。

お役立ち情報

タバコ(喫煙)のお話

喫煙は本人だけでなく、周囲の人の健康にも影響すると言われています。
タバコの害などを整理してみましょう。

1.日本の喫煙率は?

厚生労働省「国民栄養の現状」(国民栄養調査結果)によると、男性では平成元年55.3%平成24年34.1%と20年程で21.2%減少しています。
一方、女性では平成元年9.4%平成24年9.0%横ばいが続いています。

喫煙習慣者の年次推移
2.喫煙を続けるとどんなことが起こりますか?

全身や口の中の健康に影響を及ぼします。

全身や口の中の健康に影響のまとめ
3.代表的なタバコの有害物質は何ですか?

タバコの煙には200種類もの有害物質(うち約70種類は発ガン性物質)が含まれています。
その内の3大有害物質を紹介します。

ニコチン

神経毒性をもつ物質で抹消血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。

依存性があるため、タバコを吸わないとイライラし、なかなかタバコをやめられない原因にもなります。

タール

タバコの成分が熱で分解されてできる粘着性の物質です。

発ガン性物質が含まれています。

一酸化炭素

タバコが不完全燃焼するときに発生する物質で、血液中では酸素よりも先にヘモグロビンと結合します。

身体が酸素不足状態になり、活動量が低下し、疲れやすくなります。
血液中のコレステロールを酸化させ、動脈硬化を促進する作用もあります。

4.喫煙している方は、ニコチン依存かどうかチェックしてみましょう

1)ファーガストローム・ニコチン依存度テスト(Fagerstrom Test for Nicotine Dependence:FTND)
生理的な依存(一定量の血中ニコチン濃度を保っていないと不安やいらつきなどの症状を呈し、喫煙をしたくなること)を判定するテストです。 ファーガストローム・ニコチン依存度テスト

2)TDS(Tabacco Dependence Screener)ニコチン依存度テスト
心理的な依存(喫煙行為の習慣化や喫煙にまつわるよい記憶により、喫煙したくなること)を判定するテストです。
ニコチン依存度テスト

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